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広域帯受信機のベストセラー商品

  ICOM IC-R6今更備忘録的な話題

 

IC-R6が発売されてから10年以上経過していますが、

現在も携帯型ハンディタイプの広域帯受信機としては

ベストセラー商品として位置付けられています。

今更レビュー云々と言うよりも各種設定の備忘録的な趣旨で簡単に書きます。

 

 

オールリセットしたら受信改造済みにも関わらず歯抜けに戻ってしまった。

1         IC-R6の電源をOFFにする。

2         FUNC+SQL+BANDキーを同時に押しながら電源ボタンを押しONにする。

3         音と同時に液晶画面表示が、左から右へ全表示されたらボタンを離す。

                

※ご存知の通り歯抜け状態(ノーマル)では下記の範囲でしか受信出来ません。

0.100 〜 252.895MHz  

255.100 〜 261.895MHz 

266.100 〜 270.895MHz 

275.100 〜 379.895MHz 

382.100 〜 411.895MHz  

415.100 〜 809.895MHz 

834.100 〜 859.895MHz  

889.100 〜 914.895MHz 

960.100 〜 1309.995MHz

 

76MHz〜108MHzまで連続受信出来ない

76〜89.9MHzではチューニングステップ(周波数間隔)がAUTOステップですと

90MHz台〜108MHz台まで連続して受信周波数が可変出来ません。

89.900から上はアナログTV時代の1ch/95.750 2ch/101.750 3ch/107.570

MHzに固定されています。

1 周波数ステップを変えるには適当なFMラジオ放送の周波数89.900等に合わせる。

2 TSキーを短く押し、ダイヤルでAUTOから100又は50に合わせた後TSを押す。

 

 

ICOM IC-R6純正補修部品

ICOMダイレクトに純正補修部品リストがありました。

例えば・・・付属アンテナ

部品番号3310002150

部品名FA-S270C (146/440) アンテナ(補修用)  ※1,600円前後

     価格は2021年3月現在

 

IC-R6関連リンク集

IC-R6 商品サイト 

https://www.icom.co.jp/lineup/products/IC-R6/

IC-R6サポート・ダウンロードサイト 

https://www.icom.co.jp/lineup/products/IC-R6/?open=4#detail_content

ICOMダイレクト IC-R6純正補修部品

http://www.icomdirect.jp/SHOP/127650/127652/list.html 

IC-R6の電池蓋を紛失した

2020年8月現在 ヨドバシドットコムで220円

https://www.yodobashi.com/community/product/review/E900009nLuj0300q6cs70/detail.html

IC-R6付属水素電池 (単3型ニッケル水素充電池1400mAh)

2020年8月現在 ヨドバシドットコムで330円

https://www.yodobashi.com/product/100000001002089566/

 

 

本体SMA-J(ジャック)のネジ山を齧った

稀に起こりうるトラブルですが、自宅と出先を1台で使いまわしていると、付属ANT

と同軸ケーブルに付いたSMA-P(プラグ)の閉まりにくさでつい力をかけてネジ山を潰し

てしまう事があります。

 

原因は何年もその様な使い方をしていると、ジャック側もプラグ側も少しずつ

疲労し削れてしまい軽く差し込んで最初に回す時に

山と谷がうまく噛み合わずそこに力を入れると余計削れたり歪みが生じます。

 

こればかりはジャックもプラグも消耗する部分ですので着脱使用頻度にもよりまずが、

確り差しこんだ状態て使用上問題がなければ又は齧り防止の為に半年に

1度はジャック側のみティッシュや綿棒の先にほんの数滴程度の接点復活剤を

染み込ませて薬剤を塗布すると滑りがなめらかになります。

 

これはM型でも同じ話ですがSMAの場合小さい為潰れやすい・齧りやすい為

おすすめします。

 

ちなみにIC-R6本体SMA-Jの交換費用はどの程度かかるか判りませんが、

他社アマチュア無線機で6,000円〜1万円程度かかります。

 

 

 

イヤフォンを抜いてもスピーカーから音が出ない症状

長年使用しているとイヤフォンジャック(端子本体側)の接点が汚れ

イヤフォンを差し込むとイヤフォンから音は出るが

スピーカーから音が出ない症状というものが稀に発生します。

これはイヤフォンプラグをジャックに差し込む事でイヤフォンから

音が出力され抜いた状態ではスピーカーから音が出力される

一種の切換スイッチを兼ねた接点が僅かな汚れで接点不良を

起す事があります。

 

この場合、プラグやジャック(端子)に直接接触復活剤を塗布するのではなく

ティッシュ等で接触復活を染み込ませプラグに薄く塗布し

プラグを抜き差しと左右廻しまたプラグに薄く塗布し

プラグを抜き差しと左右廻す事でジャック側の接点にも復活剤汚れ落としと

膜が出来改善する場合もあります。

 

 

 

充電池を入れても充電されない

外部電源ジャックに外部電源を接続します。

ディスプレイに電池選択画面『NiMH N』が表示され、『N』が点滅します。

「ニッケル水素電池」を選択する

. [DIAL]を回して『NiMH Y』を選択し、BAND を押します。

「充電」をはじめる

ディスプレイに充電操作画面『CHG N』が表示され『N』が点滅します。

 [DIAL]を回して『CHG Y』を選択し、BAND を押します。

ビープ音(ピピッ)が鳴り、充電を開始します。

 

電池選択画面が表示されない時

外部電源を接続してもディスプレイに電池選択画面が表示されない時

外部電源をはずし、電池1本を本製品から2秒以上取りはずし再度電池

を入れます。

 

FUNC を押しながら外部電源を接続します。

ディスプレイに『NiMH N』が表示され、『N』が点滅します。

[DIAL]を回して『NiMH Y』を選択し、BAND を押します。

 

ディスプレイに『CHG N』が表示され、『N』が点滅します。

[DIAL]を回して『CHG Y』を選択し、BAND を押します。

ビープ音(ピピッ)が鳴り、充電を開始します。

 

 

1400mAhを超える容量の充電池を使用する場合の注意点

1400mAhを超える充電池をセットしても充電出来ますが、

CHG1設定では満充電にならない場合があり充電完了後も常に満充電になる様

続ける設定”CHG2”の設定確認をオススメします。

初期設定・デフォルトでは”CHG2”です。

 

100円ショップの充電池

ダイソーやセリア等で販売されている1本税抜き100円の1300mAhニッケル水素

充電池で十分使えますし元々消費電力が少ない受信機ですので、

1300mAhと1400mAhの100mAh差は実感できずコスパと実用性を考慮すると

態々大容量タイプのニッケル水素充電池を購入する必要はありません。

 

大容量充電池は必要ない

手持ちで大容量タイプがあって使いまわしたいという方もおられるかも

しれませんが、IC-R6本体と外部電源(ACアダプター使用)での充電は

1400mAhで約15時間かかりますので当然それ以上の充電時間となります。

よってもし大容量タイプのニッケル水素充電池を使うのであれば

下図の様な急速充電等をオススメします。

 

3形マンガン乾電池

使用推奨されているのはニッケル水素充電池かアルカリ乾電池ですが

マンガン乾電池も使用出来ます。

黒マンガン乾電池であればFMラジオ放送連続受信約6時間程度

メモリースキャン受信であれば連続89時間程度使えます。

アルカリ乾電池であればFMラジオ放送連続受信約1819時間

メモリースキャン受信であれば約2425時間使えますので

コストパフォーマンスという観点で考えるとマンガン乾電池はオススメ

しかねます。